Tuesday, December 17, 2013

コウモリ出現事件

私のオフィスをコウモリが飛び回る、という事件がまた起こってしまいました。なぜオフィスにコウモリ?と思うかもしれませんが、私のオフィスがあるのは非常に古い建物で、どうやら屋根裏にコウモリが住んでいるようなんです。普段は屋根裏に行くための梯子が仕舞われているのですが、このコウモリ出現事件が起こった日は、お掃除担当の方が何か用事でそこを開けて、その時に中からコウモリが出て来たそうです。そのコウモリが行き着いたのが私のオフィス(泣)。

幸希:あのね、何か黒いものを見たの。


「また」ということでお分かりだと思いますが、これが初めてではありません。私のオフィスをコウモリが飛び回ったのは三度目ぐらいですが、朝オフィスに来たらドアのそばの壁にコウモリがはり付いていたこともありますし、オフィスを飛び回ることはドアを閉めて何とか阻止したけど、建物中を飛び回っていて助けを呼んだこともあります。

この「コウモリ出現事件」が起きたのは夕方だったのですが、普段だったらリラックス・タイムの幸希の動きが不穏になり、しきりにドアの方やドアの裏を気にし始めました。仕事をしながらそれを目の端で捉えていたのですが、また幸希が気に入っている女性の香水の匂いでもしたのかな、程度に思っていました。そのうち何やら黒い物体が天井付近を飛んでいるのが見え、そうこうしているうちに、その物体がコンピュターの画面を見ていた私の目の前を横切りました。思わず私が叫んだため幸希もびっくりし、両者一瞬パニック状態に。

幸希:お世話係りが叫んだの。


まず考えたのは「噛まれたら大変」ということでした。野生のコウモリがどんな病気を持っているか分かりません。以前、コウモリに噛まれて狂犬病になった女性が奇跡的に助かったというアメリカのテレビ番組を見たことがあります。人間は普通狂犬病のワクチン接種を受けていませんから、そういう病気を持った動物に噛まれたら、病気をうつされる可能性が高いわけです。

幸希:人間は、狂犬病のワクチン接種をしないの?私は二度もしたわよ!


とにかく、パニックになっている頭を落ち着け、まずは幸希をどこかへ避難させないと、と思いました。それで、リードを付けて取りあえずオフィスの外に出たのですが、そこにはお掃除係りの人が。その人に「オフィスにコウモリがいる」と言うと一緒に来てくれて、彼は勇敢にもホウキでコウモリを捉えてくれました。

問題は、その後どうするかです。 彼が「この場で殺せるけど」と言うので、それは止めて欲しい旨を伝えました。オフィスの床はカーペット敷きになっています。そこでコウモリ殺傷事件が起こったら、幸希がどのような反応を示すか分かりません。幸希がいるので匂いを消す薬品を使うわけにもいきませんし、そこはオフィスの中央だったので、幸希通行禁止にすることもできません。

とにかくどうするか二人で考えたのですが、まずはセキュリティ・オフィスに電話をかけて事情を説明しました。職場内でコウモリ出現事件は結構起こるようですし、コウモリだけでなく色々出て来るようなので、それらを捉える用途の「アミ」が用意されているわけです。それを持ってオフィサーが来てくれるとのこと。

そうこうしているうちに、ホウキでコウモリを押さえつけていたお掃除係りの人の腕が疲れて来てしまい、彼が「掃除道具用のクローゼットに白い容器があるから、それを持って来てくれる?」と言いました。ホウキの下敷きになっているコウモリをその中に移して、外へ放そうという計画です。お掃除係りの50本ぐらいついている鍵束を貸してもらい、掃除用具入れまで行き、彼が言っていた「白い容器」を見つけて戻って来ました。

幸希:私はその間、隔離されていたの。黒い物体が何か見たかったのに...。


何とか噛まれることなくコウモリをその容器の中に移動させ、ホウキで蓋をして外まで捨てに行きました。元気に飛んで行ったので、どこも傷ついていなかったようです。ただこの気温ですから、その後どうなったかは責任が持てません。

その間幸希を別の場所に避難させておいたのですが、オフィスに戻ってからも幸希の不穏な行動は続きました。「絶対見たもん。何かいたもん!」と思っている幸希。それは正しいのですが、 早く忘れて下さい。

幸希: 何かいたの。嘘じゃないの。


コウモリがホウキの下敷きになっていた辺に匂いが残っているかもしれないので、そこをペット用ファブリーズをしてゴシゴシ拭いて、取りあえず何も起こらなかったようなフリをして仕事に戻りました。

オフィスには、ハチ、足が山ほどある巨大なムシ、コウモリなど、今までに色々出現したことがあります。ハチに刺されるのも、足が山ほどある巨大なムシがウロウロしているのを見るのも嫌ですが、コウモリほど恐怖を感じることはありませんでした。とにかく、噛まれたら病気になるだけでなく命の危険も心配しなければならないようなものには、極力出現して欲しくありませんよね。


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