Tuesday, March 4, 2014

前十字靱帯(CCL)断裂

私:ねぇ、幸希ちゃん、大変!寝てる場合じゃないよ。
幸希:へ、どうしたの?
私:あのね、セナちゃんが膝の所を怪我しちゃったんだって。
幸希:えっ、セナたんが?大丈夫?心配〜。


幸希の姉妹犬でドイツにいるセナちゃんが、十字靱帯損傷、という怪我をしてしまったそうです。本当に偶然なのですが、今日見ていた犬関連の小冊子に靱帯損傷についての記事があったので、ちょっとご紹介します。

タイトルは、「片足を引きずって歩く犬、十字損傷」 。


まずは、十字靱帯の説明から始まります。十字靭帯は二つあり、前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)で、どちらも膝関節の中にあり、大腿骨と脛骨を結ぶ強靭な紐状のもの。前十字靭帯は、脛骨が前方へずれることを防ぐ靱帯で、後十字靭帯はその反対、後ろへずれることを防ぐ働きをしているものです。この記事には、犬が前十字靭帯(cranial cruciate ligament: 以下CCL)を損傷しやすい、ということが書かれています。

幸希:ドイツは、あっちの方かなぁ。セナたん...。


 CCLを損傷しやすい犬の特徴としては、肥満、老齢、ステロイドの長期使用、またはあるタイプの慢性疾患などが影響するそうです。そして、犬種では、スタフォドシャー・テリア、リトリーバー、マスチフ、ニューファンランド・ドッグなどに起こりやすいとのこと。また、生後6か月以下で去勢手術を受けた犬にも、この怪我のリスクが見られるそうです。


次には、CCL損傷がどのように起こり得るかの説明があります。CCL損傷はやはり加齢に関係していて、慢性断裂の場合は部分断裂が多いそうです。それが進行すると、完全断裂になってしまいます。最初から完全断裂の場合は急性断裂になりますが、例えば大きめの石が犬が走っている進行方向にあって、犬がそれを迂回するのではなく跳び越えた場合、前方への弾みと足の動きの急停止の同時発生によって、CCL損傷が起こることがあるそうです。セナちゃんの場合は、山の中を走っていた時に起こったようなので、恐らく後者のケースなのでしょう。


 次のセクションは、症状について。 急性の場合には、後ろ足の一本を使わなくなる、車やカウチなどに飛び乗ることをしなくなるなど。セナちゃんは後ろ足の一本を上げて歩いているということです。


 その後には診断とレントゲン撮影の有効性についての説明があり、そして治療法が書かれています。推奨される治療法はやはり手術で、いくつかの手技があって、それぞれの患畜の状態に応じてそれらから最適なものが選ばれるそうです。考慮の対象としては、年齢、体重、体調、その犬の用途(働く犬かどうかなど)、費用、慢性疾の有無などが挙げられています。


セナちゃんの場合は、現段階では手術になるかも、といった状態だそうです。もちろん、犬の場合全身麻酔になりますから、体への負担も大きく、術後もしばらくは安静にしていなければならないため、お世話係りの負担も大きくなります。しかし、この記事によると、後ろ足の一方にCCL損傷が起こった犬は、一年以内にもう一方も損傷する可能性が50%だということなので、何らかの方法で完治させるのが良策のようです。


幸希:セナたん、大丈夫かなぁ。
私:飯村さんが最善策を考えてくれるから、大丈夫だよ。


私:セナちゃんの足が早く良くなるように、祈ろうね。
幸希:うん。
私:それから、幸希も気をつけてね。


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2 comments:

  1. 幸希ちゃーーーん!!mayumiさーーーん!!
    祈り、届いています。
    今日の診察で完全断裂ではないと言われ、手術回避の望みが出てきました。セナは痛み止めが効いているのか、4本の足で歩くようになっています。私の帰宅時など、興奮して後足2本で立ってしまうこともあるので、汗とため息が出ます。

    CCL損傷の記事、興味深く読ませてもらいました。参考になりました!ありがとうございます。
    幸希ちゃんも気をつけてね!雪国育ちの先代犬は雪で滑って捻挫しました。mayumiさんの足も良くなりますように!ドイツから祈ってます。

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  2. 飯村さんへ、

    幸希の祈りが届いたようで、よかったです。
    このまま手術回避ができ、順調に回復したら最高ですね。

    怪我は予測できない時に起こったりするので、本当に怖いですね。
    幸は、木製のベンチ(座る所に木の板が何枚か渡してあるもので、板と板の間に隙間があるタイプ)から飛び降りた時に、後ろ足を隙間にひっかけてしまい、膝蓋骨脱臼という事態になったことがあります。
    幸い手術には至りませんでしたが、一度脱臼すると癖になって、そのうち外れっぱなしになる可能性もあると言われて、それからは、下り階段や車から降りるなどの時でも、抱っこして運んでいました。

    幸希のように日常的に飛び跳ねている子は、特に心配で、毎日ヒヤヒヤしています。

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