Wednesday, October 8, 2014

自業自得

幸希が小さい頃、二頭のブラックラブに襲われたことがあります。男女二人が一頭ずつ散歩させていたのですが、その犬達がどちらもハーネスをすり抜けて飼い主の元を離れ、幸希を襲って来たんです。すごい勢いで近寄って来て、私も大きな犬達にもみくちゃにされ、犬達は遊んでいるような様子ではなかったので肝を冷やしました。もちろん幸希も相当怖かったようで、その後は黒い犬に出会うと後ずさりすることもあり、トラウマにならないといいなと思っていたんです。


しばらくこの犬達に会うことがなかったので安心していたのですが、今日の昼散歩の時に出会ってしまいました。私はすぐにあの時の犬だと気づいたので、進行方向を変更しました。それにも関わらず、犬達は幸希を見つけると暴れだし、その一頭が飼い主を振り切ってリードがついたまま幸希の方へ。ガウガウ言いながら幸希に噛み付こうとしているので、私は「あなたの犬を捕まえて下さい」と必死で叫んだのですが、男性の方はもう一頭の犬をコントロールするのに必死で、女性の方はというと、私が見た時には歩道にしゃがんでしまっていました。犬に引っ張られて、バランスを失ったようです。

結局、男性の方が一方の犬をコントロールしながら幸希を襲った犬のリードを掴んでくれたのですが、正直「またあなたの犬ですか」と思いました。女性は、膝を打ったのかちゃんと立ち上がれないらしく、しゃがんだまま。普通の状況で怪我をした人が目の前にいたら、当然何かできないか考えますし、助けを呼ぶなど何か手助けになることをしますが、今回はこちらが被害者。幸希の散歩は仕事の合間を縫ってしているため、こんなことに使っている時間はないと判断して、「自分の犬の行動には、責任を持って下さい」と言い残し、散歩を続けました。

こんな言い方をすると慈悲のない人間のように聞こえるかもしれませんが、これは明らかに自業自得だと思います。この場合、一番悪いのは何/誰でしょうか。飼い主を振り払って幸希の方に来た犬でしょうか。私はそうではなく、この飼い主だと思います。

犬飼いが犬飼いの責任として絶対に怠ってはいけないのは、人間社会で迷惑をかけない犬になるよう躾けることです。これは、人間はもちろんのこと、その人間が連れている犬、他人の器物を損傷しないことなど全てを含みます。特にこの女性の場合、「どういう状況でも、物理的にこの犬をコントロールできるか」ということを考えるべきだったと思います。私は過去に、一時的に預かっていた盲導犬のイエローラブ(86ポンド)にガっと引っ張られて転んだことがあるので、飼う犬の犬種を決める時に、自分の体重を考えると大きな犬は無理だと判断しました。

もちろん、幸希のように小さい犬でも、自分が分からなくなるほどの恐怖を感じている場合は、ものすごい力を出して暴れたりすることもありますし、実際、私は大暴れした幸希に思いっきり引っ掻かれて、ミミズ腫れが何本も出来た経験もあります。それが、幸希の体重の4倍もあるラブだったら、どうでしょう。いくらトレーニングをしていても、犬がブチ切れている場合、物理的に無理だと思います。

この女性の飼い主が大事に至らなかったことを祈りますが、後味の悪い出来事でした。しかし、もし今度同じようなことが起こったら警察に通報するなど、何か処置を取るべきだと考えています。

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