後からどのように行われるのか動画を見てみて、幸希がびしょ濡れになっていた原因が分かりました。犬の歯のクリーニングには、超音波スケーラーが使われるからのようです。
アメリカでは、人間の歯のクリーニングは半年に一度行われるのが一般的で、毎日の口腔内ケアが自宅でしっかりできている場合には、この半年に一度の検査の時に、ハンドスケーラーで溜まった歯石や歯垢を取り除いてもらうだけで、歯が十分きれいな状態に保てます。しかし、歯科でこのような処置を長く受けていなかったり、何らかの理由で自分でオーラルケアをするのが難しい場合は、歯石や歯垢も溜まりますから、それを取り除くためには専用器具が使われます。あるいは、歯科衛生士の好みにもよるようです。例えば、以前担当してもらっていた歯科衛生士は、この超音波スケーラーを使うのを好み、私も何度かやってもらったことがあります。
このスケーラーは、取り除いた歯石や歯垢を水で洗い流すため、そして機器自体が過熱しないように、水を吹き付けながら処置を行うようにデザインされています。そのため、これをしばらく使っていると、横になっている犬の顔から頭、上半身にかけてびしょ濡れになるというわけですね。
この動画でよく分かると思いますが、犬の歯のクリーニングは大変です。全身麻酔というのがやはりキーで、これを安全にするためにモニターする項目が多くなりますし、犬の体にも負担がかかります。ですから、やはり一番いいのは、家庭でのオーラルケアをなるべくしっかりすることでしょう。
幸希は三歳の誕生日前に、思いがけずプロによる歯のクリーニングを行うことになりました。毎日の歯磨きのおかげで、ダメージを受けていなかった左側に関しては、「とてもきれい」と獣医に言われましたが、やはり所々茶色になっている歯がありました。歯自体の問題、歯茎の病気、それによる口臭などがあると困りますが、全身麻酔での歯のクリーニングを頻繁に行わなくてもいいよう、これからも歯磨きは気をつけて行っていきたいと思っています。
今週のフォローアップの診察で、傷口が順調に治ってきていることが確認できるまでは、歯磨きはしてはいけないことになっています。しかし、口の中を触られたりすることを忘れてしまわないように、今は唇を持ち上げて歯を見たり、手術した方ではない側に指を入れて歯の上を撫でたり、 そういうことをちょこちょこやってみています。
【幸希のFacebookページ】https://www.facebook.com/shibainusaki
毎日新しい幸希の写真を載せています。アカウントがない方も、気軽に立ち寄って下さい!
不定期ですが、幸希の動画を更新しています。チャンネル登録を是非よろしくお願いいたします。
【幸希のInstagram】http://instagram.com/kuroshibasaki
ランダムな写真を載せています。
【幸希のおもちゃレビュー】http://shibainusaki.blogspot.com/
YouTube動画と合わせてご覧下さい。
No comments:
Post a Comment